Proofpoint Protection Server バージョン 7
標的型フィッシング攻撃への対抗機能とコンプライアンスを強化
Proofpoint Protection Server バージョン7 (以下、Proofpoint 7)は、近年大きな脅威として認知されてきた標的型フィッシングメールへの対抗機能を強化し、最新のコンピューティングインフラに対応するなどの強化を行った新バージョンです。
- 標的型フィッシング攻撃対抗機能の強化
標的型フィッシング攻撃は、特定の組織や組織内の個人・役職を狙って行われるフィッシング攻撃で、通常のフィッシング攻撃よりもリスクが高いとされ、最近急増しています。標的型フィッシング攻撃は攻撃目標が絞り込まれているためにボリュームが少なく、従来型のアンチスパムテクノロジーではうまく捕捉できません。
Proofpoint ではこれらの標的型攻撃に対処できる高度なソリューションを持っており、それが Defense in Depth (多階層防御) 機能です。バージョン7ではこの機能をさらに強化しました。
- レピュテーション機能の強化
- SORBS 対応
Proofpoint 7 では、レピュテーションの評価に新たに SORBS (Spam and Open Relay Blocking System) のデータを加えることができるようになりました。SORBS はスパム配信元をリスト化したブラックリストサービスで、全世界で20万以上の組織に活用されています。
- MLX機能の強化
- 短縮URLの伸張
短縮URLはそのままではレピュテーションの評価を行えないため、従来型のスパム検知技術ではマルウェアが隠されていても検知できません。MLX機能の強化により、短縮URLを自動的に伸張してレピュテーション評価を行うことができるようになります。100以上の URL 短縮サービスに対応しており、高速に変換を行います。
- URL レピュテーション
標的型フィッシング攻撃では、アンチスパムソリューションをくぐり抜けるために、フィッシングメール本体にマルウェアを含まずに、外部サイトへ誘導する手法が多くとられます。このため URL レピュテーションの評価は需要性を増しており、Proofpoint 7 でも URL ドメイン名の解析能力の強化などにより、レピュテーション機能が大幅に強化されました
- モバイルデバイス対応機能の強化
- より使いやすくなったモバイル用暗号メール復号化画面
モバイルデバイスの爆発的な普及により、いつでも、どこでもシステムにアクセスできる環境が整いつつあります。反面、デバイスの紛失などのリスクも高まっています。
Proofpoint 7 では、iPhone に続いて Android デバイス向けの暗号化メール復号化 UI の使い勝手を改善し、暗号機能の利用を簡単にしました。
- 最新コンピューティングインフラへの対応
- OS の 64bit 対応
Proofpoint 7 では、システムの基盤となる OS が 64bit 対応になり、内部データベースや Java もネイティブで 64bit 対応しました。これにより、メモリ利用効率とパフォーマンスが向上しています。
- IPv6 対応
次世代プロトコルの IPv6 に対応しました。IPv6 アドレスへのポリシーやルールの適用が可能になり、同時に IP レピュテーションも IPv6 に対応しました。
- 暗号化機能の強化
モバイル UI の改善以外にも、暗号化機能の強化がおこなわれました。
- Secure Reader でのメッセージ保存
Secure Reader で暗号化メッセージを eml/html/zip 等のフォーマットで保存できるようになりました。
- 鍵管理
暗号鍵の検索機能が強化され、エクスポートもできるようになりました。
- レポート
4つの新しいレポートフォーマットが追加されました。
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