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ポイントではなく"全体"で

リアルなコンテンツとタイムリーなフォローアップで 実効性あるセキュリティ訓練を実現

導入前の課題

  • 担当者が手作業で訓練メールの作成・実施を行うため、非常に多くの工数がかかっていた
  • 訓練とセキュリティ教育が連携しておらず、的確なフォローアップもできていなかった

導入製品
サービス

  • セキュリティ意識向上トレーニング
    Proofpoint Security Awareness Training (PSAT)

導入後の効果

  • リアルで鮮度の高い訓練を実施し、作業負荷を大幅に削減
  • 訓練とシームレスにつながる形で、脆弱なユーザーを対象に実効性のあるセキュリティ教育を実現

内製でのメール訓練に手間がかかり、鮮度の高いコンテンツの用意も難しい

 アドバンテストは、半導体のテスター市場で世界トップクラスのシェアを誇る大手メーカー。近年はハードウェアだけでなく、ソフトウェアやクラウドサービスを組み合わせた「半導体バリューチェーン」を進化させ、顧客価値のさらなる向上に取り組んでいる。

 こうした戦略と表裏一体の関係にあるのがセキュリティ対策だ。同社 ITソリューション部 マネージャー(IT Security 担当)のビスワス司紋氏は「将来的には、お客様先に設置されるテスターなどの製品が、当社のクラウドサービスやお客様のデータセンターとつながる場面も増えてくるでしょう。その意味でセキュリティリスクも高まると考えており、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)などが公表したセキュリティガイドラインに基づいて対策を進めています」と述べる。

 なお、ITソリューション部では、アメリカやヨーロッパ、東南アジアなど世界各国に展開している拠点のセキュリティチームと連携し、GDPRをはじめとする各国・地域の法規制に合わせたガバナンスの確立に取り組んでいる。

 それと並行して進めているのが、従業員のセキュリティリテラシー向上に向けた人的対策だ。その一環として、年に一回、既存のツールを組み合わせた「攻撃メール訓練」を実施していたが、運用していく中でいくつか課題を感じていたという。

 「以前は訓練のたびに、ITソリューション部の担当者が疑似マルウェアや誘導先Webサイトを作成してHTMLメールを配信し、PCに導入していたウイルス対策ソフトの検知ログと突き合わせて、開封した従業員を特定していました。そのため、一度の訓練を実施するだけでも担当者に大きな負荷がかかっていました。また、最新の攻撃に即したコンテンツやフォローアップの教育をすぐに用意できない点にも歯がゆさを感じていました」(ビスワス氏)

 真にセキュリティが万全な組織を作るには、ユーザーに応じて最適な教育コンテンツやeラーニングを実施して教育効果を高める必要がある。しかし、メール送信ツールと社員教育ツールが分離しており、クリックした社員にタイムリーなフォローアップ教育ができないのも課題だった。

“私たちの目標は、会社全体としてフィッシングメールや標的型攻撃を減らし、セキュリティリテラシーを向上することです。Proofpoint SAT により、訓練メール送信からクリックした社員への個別フォローアップ、そして訓練の効果を可視化するアセスメントまで、シームレスな教育体制を整えられる点が、当社の要件にフィットしていました”
株式会社アドバンテスト
ITソリューション部 マネージャー
(IT Security担当)
ビスワス司紋 氏

豊富なコンテンツと多言語対応、ソリューションとしての包括性を評価

~続きはお客様事例ブローシャでご確認ください。~

現実味を帯びたメール訓練により ユーザーのセキュリティ意識が向上

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