概要
プルーフポイントの Security Education Platform は、情報セキュリティプロフェッショナル向けに構築された、SaaS ベースの教育管理システム (LMS) です。このプラットフォームから、セキュリティ意識向上トレーニング / Proofpoint Security Awareness Traininig (PSAT) の全製品を管理及び実行できます。さらに、統合することにより汎用性が高まり、管理者作業が容易になります。
機能と利点
メールレポーティングと分析
PhishAlarm® は、メールクライアントへのアドインで、不審なメールを受信した場合にユーザーがそれを報告するボタンです。このアドインは、主なメールクライアントに統合できます。
- Microsoft Outlook:
すべての Microsoft クライアントに対応しています。
- Gmail:
ブラウザベースの G Suite Marketplace アプリの Gmail に対応しています。


セキュリティ教育プラットフォーム
LMSはエンドユーザー向けシングルサインオン(SSO)認証に対応しており、システムやトレーニングの割り当てへのシームレスなアクセスを可能にします。これによりユーザーは複数のパスワードを管理する必要がなくなり、ITヘルプデスクへのパスワードリセットリクエストを削減することができます。
- シングルサインオン(SSO):
接続には SAML 2.0 (SPまたはIdPからイニシエート) を使用しています。また Active Directory Federation Services (ADFS) やサードパーティのアクセス管理サービス (Okta、PingOneなど) とも連携できます。
エンドユーザーの同期
End-User Syncアプリケーションを使うと、管理者はオンプレミスのMicrosoft Active Directory(AD)やクラウドベースのAzure ADを活用して、セキュリティ教育プラットフォーム内でユーザーやグループを自動的に追加することができます。これにより、手動のユーザーインポート機能を使用してユーザーリストをアップデートしたり、ユーザープロパティの維持や削除をしたりする必要がなくなります。
- Microsoft Active Directory:
Windows Server 2008 から Windows Server 2016 まで対応しています。
- Microsoft Azure Active Directory:
Security Education Platform 内のユーザーインターフェースでサポートしています。

