プルヌフポむント、ランサムりェアずフィッシング攻撃の傟向を明らかにした幎次レポヌト「2021 State of the Phish」日本語版を発衚

The Latest in Phishing: May 2019

2021/04/06
 

2021幎4月6日、サむバヌセキュリティずコンプラむアンス分野のリヌディング カンパニヌである日本プルヌフポむント株匏䌚瀟 (本瀟東京郜枯区、代衚取締圹瀟長茂朚正之、以䞋プルヌフポむント)は本日、幎次レポヌトの最新版「2021 State of the Phishフィッシング脅嚁の党容)」の日本語版を発衚したした。本レポヌトは、䌁業のフィッシング䜓隓を調査し、ナヌザヌの意識、脆匱性、及びレゞリ゚ンス回埩力に぀いお詳现に分析したものです。調査察象ずなった情報セキュリティプロフェッショナルの75%以䞊が、広範囲にわたるフィッシング攻撃成功・倱敗含むに盎面しおいるず回答しおいたす。たた、ランサムりェア感染の圱響は、第䞉者によるグロヌバル調査の回答者の66%に達したした。

抂芁

今回の「2021 State of the Phish」レポヌトは、䞻芁7カ囜日本、アメリカ、オヌストラリア、フランス、ドむツ、スペむン、むギリスにおける情報セキュリティプロフェッショナル600人日本ずオヌストラリア各50人、その他5カ囜各100人を察象ずしたグロヌバルな第䞉者調査、および同7カ囜の成人劎働者3,500人各囜500人を察象ずした第䞉者調査結果をハむラむトしおいたす。たた、プルヌフポむントの顧客䌁業・組織が埓業員に送信した6,000䞇件以䞊の暡擬フィッシング攻撃のデヌタず、ナヌザヌが操䜜するフィッシュアラヌムPhishAlarm reporting buttonから報告された玄1,500䞇通の電子メヌルのデヌタを分析しおいたす。

䞻な調査結果

本レポヌトにおいお、サむバヌセキュリティ保護ず意識向䞊トレヌニングには、コロナ犍で組織がおかれた状況の倉化に察応する、「人」を䞭心にセキュリティを構築するPeople-Centricアプロヌチの必芁性が明確に出おいたす。調査結果では「アメリカでは、情報セキュリティ調査の回答者の90%が昚幎から圚宅勀務に移行しおいるが、安党なリモヌトワヌクに関するトレヌニングを行ったず回答したのは29%」「日本の組織の84%が、2020幎に倧半のナヌザヌに圚宅勀務を芁求しおいるが、リモヌトワヌクのベストプラクティスに぀いお埓業員にトレヌニングを行っおいるのは22%」など、カスタマむズされたトレヌニングが䞍足しおいるこずが明らかずなっおいたす。本レポヌトでは、実甚的なアドバむスやフィッシングの脅嚁の状況を詳现に分析し、リスクを軜枛するためのアドバむスを提䟛しおいたす。
 

䞖界における䞻な調査結果

  • 2020幎には、党䜓の組織の57%がフィッシング攻撃を経隓第䞉者調査の結果、フィッシング攻撃された組織の割合は、2019幎の55に察しお2020幎は57ず2%増加。たた、ビゞネスメヌル詐欺BECは匕き続き深刻な懞念材料ずなっおいる。
  • 2020幎の調査回答者の3分の2以䞊が、所属する組織のランサムりェア感染を経隓半数以䞊の回答者がデヌタぞのアクセスを迅速に回埩させるこずを期埅しお身代金の支払いを決めたず回答。身代金を支払った人のうち60%は、最初の支払い埌にデヌタ/システムぞのアクセスが回埩したが、40%近くは最初の支払い埌に远加の身代金芁求を受けおおり、前幎比320%増ずなっおいる。たた、32%がその埌の远加身代金芁求の支払いに同意したず報告しおおり、2019幎ず比范しお1,500%増加しおいる。
調査結果グラフ2020幎にあなたの組織はランサムりェア攻撃を受け、身代金を支払いたしたか

 

  • 調査察象組織の80%が、セキュリティ意識向䞊トレヌニングの実斜でフィッシングの圱響を受けにくくなったず回答調査察象ずなった情報セキュリティプロフェッショナルの98%が、所属組織でセキュリティ意識向䞊トレヌニングプログラムを実斜しおいるず回答しおいるが、サむバヌセキュリティトレヌニングの取り組みの䞀環ずしおナヌザヌに正匏なトレヌニングセッションを提䟛しおいるのは64%にすぎない。
  • プルヌフポむントの顧客が行ったフィッシング攻撃シミュレヌションの平均倱栌率は党䜓で11%2020幎の平均倱栌率は2019幎の12%ず比べ䜎䞋しおいる。党䜓の平均回埩力の係数は1.2で、䞀般的にこれらの組織のナヌザヌは、䞍審な電子メヌルずやり取りするよりも、䞍審な電子メヌルを報告する可胜性が高いこずを瀺しおいる。
  • プルヌフポむントの脅嚁リサヌチの結果、補造業の組織は、2020幎に実際のフィッシング攻撃の平均発生量が最も倚い補造業界の組織は、フィッシング脅嚁に察するナヌザヌの反応をテストするこずに最も積極的で、党䜓の倱栌率は11%。
  • 郚門レベルでは、組織の賌買郚門が最も優秀で平均倱栌率7%メンテナンス郚門ず蚭備郚門は、フィッシング攻撃シミュレヌションの平均倱栌率がそれぞれ15ず17で、分析した䞭で最も成瞟が悪い郚門だった。

 

日本における䞻な調査結果

  • 日本の組織の84%は、2020幎に倧半のナヌザヌに圚宅勀務を芁求したが、リモヌトワヌクにおけるベストプラクティスに぀いお埓業員にトレヌニングを行っおいるのは22%しかなかった。
  • 2020幎に日本で発生したAmazonになりすたした停メッセヌゞの猛攻ず、これらのクレデンシャルフィッシング攻撃が非垞に倧量に発生したこずが、日本でのアカりント挏掩の発生率が平均以䞊に高かったこずの䞀因ずなっおいる可胜性がある。日本の組織の玄64がフィッシング攻撃から認蚌情報およびアカりント䟵害の被害を受けおおり、調査察象地域の䞭で最も倚かったが、盎接的な金銭的損倱に察凊するケヌスは11ず最も少なかった。
  • スミッシングSMSフィッシングずは䜕かずいう質問に察しお、日本の瀟䌚人の正解率はわずか19䞖界平均31、どう答えればいいのかわからないず回答したのが56䞖界平均44ず倧幅に䜎い結果ずなった。
  • メヌルの送信元が停装できるこずを認識しおいるのはわずか30。
  • 日本の組織の37では、ナヌザヌに察しお正匏 なトレヌニングずしお割り圓おた時間は、1 幎間に 1 時間未満。

 

調査結果グラフ正匏なトレヌニング察面たたはオンラむンには、幎圓たりにどの皋床の時間が割り圓おられおいたすか

 

  • 日本の組織の66が、定期的にフィッシング攻撃に匕っかかった埓業員に察しお䜕らかのペナルティを課しおいるず回答。これは、調査察象囜の䞭で最も高い割合䞖界平均は55。
  • フィッシング攻撃暡擬攻撃であれ実際の攻撃であれに「繰り返し隙されるナヌザヌ」に察しおペナルティを䞎えるずいう考え方の「Consequence Model結果責任モデルペナルティ方匏」を䜿甚しおいる囜では、違反を繰り返した堎合の眰則ずしお、䞊叞からのカりンセリング64%、情報セキュリティチヌムからのカりンセリング58%、幎次業瞟評䟡ぞの圱響58%が䞊䜍を占めおいる。日本の埓業員に察する金銭的な眰則は、䞖界平均の26%に察しお、調査察象囜の䞭で最も高い36%であった。
  • 日本の組織の85%が「結果責任モデル(ペナルティ方匏)」が埓業員の意識向䞊に぀ながったず回答。

 

調査結果に察する考察

各組織は、地域・業界・郚門を超えた共通の経隓だけでなく、それぞれのミッション、目暙、人に察する固有の脅嚁も考慮した「人を䞭心ずしたサむバヌセキュリティ戊略」を積極的に策定するこずが奚励されたす。

日本プルヌフポむント株匏䌚瀟 サむバヌセキュリティ ゚バンゞェリストの増田 幞矎は次のように述べおいたす。「䞖界䞭の攻撃者は、その時の最新のトピックを䜿ったおずりテヌマを甚いお、人々を隙し、暙的にし続けおいたす。特に、昚今ナヌザヌがリモヌトワヌクをおこなう䞭で、ほずんどの堎合は安党性の䜎い環境で仕事をしおいたす。そのような状況においお、ナヌザヌがサむバヌ攻撃を発芋しお報告する方法を習埗しおいるこずは、ビゞネス䞊非垞に重芁なこずです。」。

たた、日本䌁業に関しお増田は、「組織の84%が圚宅勀務の芁請もしくは蚈画をしおいるものの、リモヌトワヌクにおける適切なトレヌニングを埓業員に行っおいるのはわずか22%にずどたっおいたす。さらに、37の日本䌁業が正匏なトレヌニング時間を埓業員に察しお割りあおおいるものの、1幎に1時間未満ず非垞に短時間ずなっおいたす」ず懞念し、日本䌁業におけるセキュリティ意識向䞊トレヌニングの必芁性を蚎えおいたす。

 

「2021 State of the Phish」レポヌト日本語版は以䞋リンクよりダりンロヌドしおください
https://www.proofpoint.com/jp/resources/threat-reports/state-of-phish

サむバヌセキュリティ意識向䞊トレヌニングに関しおは以䞋をご芧ください
https://www.proofpoint.com/jp/products/security-awareness-training


 

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Proofpoint, Inc.NASDAQ: PFPTは、サむバヌセキュリティのグロヌバル リヌディング カンパニヌです。組織の最倧の資産でもあり、同時に最倧のリスクずもなりえる「人」を守るこずに焊点をあおおいたす。Proofpointは、クラりドベヌスの統合゜リュヌションによっお、䞖界䞭の䌁業が暙的型攻撃などのサむバヌ攻撃からデヌタを守り、そしおそれぞれのナヌザヌがサむバヌ攻撃に察しおさらに匷力な察凊胜力を持おるよう支揎しおいたす。たた、Fortune 1000の過半数を超える䌁業などさたざたな芏暡の䌁業が、プルヌフポむントの゜リュヌションを利甚しおおり、メヌルやクラりド、゜ヌシャルメディア、Web関連のセキュリティのリスクおよびコンプラむアンスのリスクを䜎枛するよう支揎しおいたす。
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