概要
業界をリードする脅威インテリジェンスに基づいた、パーソナライズされたトレーニングを用いて、エンドユーザーの意識を向上させ、また実際のサイバー攻撃に対抗できるよう教育します。汎用的なコンテンツで時間を無駄にするのではなく、適切なトレーニングを適切なタイミングで適切な人に提供します。
このSaaSベースのソリューションと継続的トレーニングの手法は、世界的に有名な米カーネギーメロン大学での研究に基づいてWombat Security Technologies(Proofpointが2018年3月に買収)が開発したものです。これらにより、フィッシング攻撃の被害と マルウェア感染を最大90%低減できます。
機能とメリット
実際の餌(ルアー)を使ってユーザーアセスメントを実施
無駄のないエンドユーザー教育を行うには、まず、各ユーザーの弱点と、組織としてのサイバーセキュリティ懸念事項を確認する必要があります。ThreatSim® フィッシングシミュレーションでは、Proofpointの脅威インテリジェンスが発見した実際のフィッシングの餌を用いて、フィッシング及びスピアフィッシング攻撃からユーザーがどれほど影響を受けやすいかを評価します。またCyberStrength® ナレッジアセスメント(Webベースのツール)では、重要なサイバーセキュリティトピックスに関するユーザーの理解度や進捗を経時的に測定し、継続的な改善を推進します。


最終防衛線のトレーニング
効果的なセキュリティ意識向上トレーニングで、ユーザーをサイバー攻撃への最終防衛線へと成長させられます。ユーザーのセキュリティ意欲向上と維持のため、インタラクティブトレーニングモジュール、ビデオ、ポスター、画像、記事の最新のライブラリで、グローバルなニーズに合う、一貫した実践的メッセージを提供しています。カスタマイズ可能な教育コンテンツは、フィッシング攻撃から内部脅威まで様々なリスクを35以上の言語で説明しています。Attack Spotlightシリーズでは短時間のコンテンツを用いて脅威の発見と回避方法を教育し、ユーザーに関係するフィッシング攻撃や餌 (ルアー) について注意を喚起できます。
フィッシング攻撃の阻止
正しい知識を持ったユーザーは、境界防御をすり抜けたフィッシング攻撃を識別し、阻止する上での鍵になります。PhishAlarm® ボタンを使用すれば、ユーザーは不審なメッセージをワンクリックで報告できます。PhishAlarm® Analyzerは、報告されたメールを優先順位付けしてインシデント対応を改善するツールで、フィッシング攻撃によるリスクを減少させることができます。この 2 つは 、Proofpoint CLEAR (Closed-Loop Email Analysis and Response) に不可欠な要素であり、報告と修正のタスクを効率化させることで、通常は数時間かかる脅威の無力化を数分で実現させます。


結果を測定しインサイトを共有
Proofpointのレポーティングツールを活用すれば、弱点の特定や関係者との結果の共有が容易になり、最適なタイミングと分野でのトレーニングが可能になります。最新のUIを用いた読みやすいレポートが迅速に提供され、ユーザー知識のベンチマーク、トラッキング、傾向と進捗の確認、そしてROIの測定ができるようになります。また、様々なフォーマットでのデータのダウンロードやエクスポートが可能です。さらに、自動レポーティング機能を使えば、自分自身や社内の関係者に定期的にレポートを自動送信するようスケジューリングもできます。
主な機能
