2024年は、生成AIの急速な発展や多様化するサイバー攻撃が企業活動や行政に大きな影響を及ぼしました。大手エンターテインメント企業、印刷業務受託企業、大手小売企業などがランサムウェア攻撃による甚大な被害を受けた事例が全国的に報じられ、サイバー攻撃が社会全体に与える影響への関心が一段と高まっています。
こうした状況下で、サイバーセキュリティの課題は、IT/セキュリティ部門だけでなく、経営層がリーダーシップを発揮すべき重要な経営課題へと変化しています。特に、インシデント発生時の事業への影響を最小限に抑えるためには、組織全体での対応力向上が急務となっています。
本セミナーでは、「サイバーセキュリティの現在と未来」をテーマに、各界の第一人者をお招きし、最新のサイバーセキュリティ動向や具体的な解決策を共有します。経営層から現場担当者まで、組織のセキュリティ対策を強化するための実践的な知見を得られる貴重な機会です。
日本のサイバーセキュリティの「今」を深く理解し、ご参加いただく皆様の知見の向上や課題の再認識、今後のセキュリティ戦略の策定にぜひお役立てください。
- イベントサイトより抜粋
Proofpoint 講演
敵を知る - 政府委託企業によるサイバー諜報活動の実態と
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日時 |
2025年2月19日(水) 15:00 - 15:20 |
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参加費 | 無料(事前登録制) | |
講師 |
日本プルーフポイント株式会社
早稲田大学卒業。日本オラクルでシステム構築を経験後、ファイア・アイで脅威インテリジェンスに従事。サイバーリーズン・ジャパンではエバンジェリストとして活動、千葉県警サイバーセキュリティ対策テクニカルアドバイザーを務める。現職ではサイバーセキュリティの啓蒙活動に携わり、InteropやSecurityDays、警察主催などカンファレンスなどで講演多数。世界情勢から見た日本のサイバーセキュリティの現状を分かりやすく伝えること使命としている。警察大学校講師。Cybersecurity of Woman Japan 2023、Top Cybersecurity Woman of the World 2024受賞。 |
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コロナ禍を経て、多くの企業のデータはクラウドに移行しました。それに伴い、攻撃者はクラウドアカウントを乗っ取ることによって、有益な情報へのアクセス権を手に入れています。
そのような状況の中で、Microsoftメールアカウントの乗っ取りは、国家における情報戦の主戦法ともなっています。本講演では、あるセキュリティ企業のリーク情報から見えた国家関連の諜報活動の実態と、その攻撃手法について解説いたします。